平成26年度


4. 日本・南米の農業ビジネス創出に向けた交流


4.① 日系農業関係者幹部との交流

内容 日本・南米4カ国間の農業ビジネスの創出に向けて、農業ビジネス関係企業、農協関係者などが南米もしくは日本を訪問し、意見交換、視察する交流。
備考 本交流プログラムは、第1次派遣と第2次派遣の2回に分けて実施した。
実施 ①第1次派遣
  • 日程:2014年10月12日(日)~10月25日(土)
  • 参加者:3名(ブラジル2名、ボリビア1名)
  • 場所:東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県
  • 内容:
    (1)国際次世代農業EXPO 2014にて日本の最新鋭の農業機械および関連資材を視察
    (2)種苗会社や実際に野菜を植え付けている畑を訪問し、日本の農業機械の用途と使用法について詳細に説明を受ける


②第2次派遣
  • 日程:2015年1月25日(日)~2月10日(火)
  • 参加者:1名(日本1名)
  • 場所:ブラジル国サンパウロ州
  • 内容:
    (1)とくにブラジル国の穀物生産日系農協から飼料用トウモロコシを日本に輸入し、日本国内の養鶏・飼料業者が購入するための販路構築を目指した。
    (2)日本国内の飼料用穀物の取引状況を周知し、日本への穀物輸出を実現するにあたって解決すべき規制や関税などの諸問題について講演を行い、南米日系農業者との意見交換および商談を実施した。

4.② 日本・南米4カ国間の農業ビジネスのセミナー等

内容 日系農業関係者幹部交流の実施と併せてセミナーを開催し、農業ビジネスにかかる商談が行えるような場を設ける。
実施
  • 日程:2015年2月6日(金)
  • 参加者:56名
  • 場所:ブラジル国サンパウロ州モジダスクルーゼス市農村組合講堂
  • 内容:本セミナー等は、日本と南米日系農業関係者との農業ビジネスの創出に向けた連携強化を図ることを目的に実施された。「4.① 日系農業関係者幹部との交流会」と併せて実施し、両者間で農業ビジネスに係る商談が行える場を設定した。