令和4年度


日系農業者等研修・セミナー


<訪日研修コース>

  1. アグリビジネス研修①「生産性」 ─ 10月7日~10月28日、10名
  2. アグリビジネス研修②「土壌」 ─ 10月20日~11月10日、10名
  3. 女性活躍推進研修「特産品」 ─ 11月10日~12月1日、8名


①若手農業者等の育成研修

内容 農業・食産業の組織を牽引していく次世代リーダー、特に新規ビジネスを始める意欲のある者を対象として、日本の最新の農業技術・資材、農業生産性を高める技術、土壌環境を改善する技術等について学ぶと共に、日本の農業関係者と交流を深める研修を実施する。
備考 場所:日本
参加者:20名
時期:3週間以上(10月-11月)
実施 ①アグリビジネス研修「生産性」
  • 日程:2022年10月7日(金)~10月28日(金)
  • 参加者:10名(ブラジル5名、ペルー2名、コロンビア2名、メキシコ1名)
  • 場所:東京都、千葉県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、大阪府
内容:
(1)農業・食産業の組織を牽引していく次世代リーダー、特に新規ビジネスを始める意欲のある人を対象とする。
(2)日本の最新の農業技術・資材、農業生産性を高める技術を学ぶ。
(3)農業Week・東京国際包装展といった展示会、種苗企業、有機廃棄物処理企業などを訪問する。
(4)農産物の高付加価値化や6次産業化等の取組を学び、日本国内における農業関係者と交流を行う。さらに、アグリビジネス商談会によって中南米とのビジネスに関心を有する企業と交流し、所属組織での事業に活かすことができるかを検討する。
(5)帰国後に、日本の技術・製品を活用した新たなアグリビジネスの立ち上げを目指す。

  
②アグリビジネス研修「土壌」
  • 日程:2022年10月20日(木)~11月10日(木)
  • 参加者:10名(ブラジル7名、ボリビア1名、コロンビア2名)
  • 場所:北海道(帯広)、東京都、埼玉県、神奈川県
内容:
(1)農業・食産業の組織を牽引していく次世代リーダー、特に新規ビジネスを始める意欲のある人を対象とする。
(2)日本の最新の農業技術・資材、土壌環境を改善する技術を学ぶ。
(3)アグロ・イノベーションといった展示会、植物生長促進剤企業、農業ICT企業などを訪問する。
(4)農産物の高付加価値化や6次産業化等の取組を学び、日本国内における農業関係者と交流を行う。さらに、アグリビジネス商談会によって中南米とのビジネスに関心を有する企業と交流し、所属組織での事業に活かすことができるかを検討する。
(5)帰国後に、日本の技術・製品を活用した新たなアグリビジネスの立ち上げを目指す。

  

②日系農業者団体女性部の女性活躍推進研修

内容 日系社会の地域活性化に取り組む意欲のある女性を対象として、日本における農産物加工や販売方法、食品製造等の体験やアグリツーリズムに取り組む女性の活動を視察し、日本の農村女性団体との交流を図る研修を実施する。
備考 場所:日本
参加者:各コース8名
時期:3週間以上
実施 女性活躍推進研修「特産品」
  • 日程:2022年11月10日(木)~12月1日(木)
  • 参加者:8名(ブラジル3名、アルゼンチン1名、ボリビア2名、ペルー1名、コロンビア1名)
  • 場所:東京都、埼玉県、神奈川県、福岡県、愛媛県
内容:
(1)日系社会の地域活性化に取り組む意欲のある女性を対象とする。
(2)九州アグロ・イノベーションや“西日本食品産業創造展といった展示会を訪問し、日本における農産物加工や販売方法を学ぶ。
(3)食品製造等の体験や、アグリツーリズムに取り組む女性の活動の視察をすると共に、農村女性団体との交流を図る。
(4)帰国後に、所属する組織・地域でのアグリツーリズムや特産品開発の新たな活動を目指す。

  

<応募方法>

研修内容・応募方法の詳細はこちらの募集要項(ポルトガル語スペイン語日本語)をご覧ください。
 - 募集期間:2022年8月2日~8月21日まで
 - 合否連絡:9月2日まで
 - 提出書類:
  ・応募様式(Microsoft Wordで提出 ポルトガル語スペイン語日本語
  ・所属組織の推薦状(自由書式、PDF等)
- 提出方法:提出フォームより8月21日(中南米時間)までにご応募ください

 

ウェビナー(オンライン)

内容 訪日研修プログラムの一部をオンライン配信
①10月18日「農産物の高付加価値化」
②11月1日「土壌管理」
③11月25日「女性部活動(特産品)」
④12月21日「養鶏」
備考 - オンラインでのライブ配信
- 日本の朝(JP 8:00-10:00)
- 誰でも参加可能
実施 ①農産物の高付加価値化
  • 日程:2022年10月18日 9:00-11:00
  • 参加者:計38名(ブラジル18名、アルゼンチン1名、パラグアイ4名、ボリビア3名、ペルー6名、コロンビア5名、メキシコ1名)
内容:もったいないビジネスによる高付加価値化


②土壌管理
  • 日程:2022年11月1日
  • 参加者:合計61名(ブラジル41名、アルゼンチン5名、ボリビア2名、ペルー2名、コロンビア10名、メキシコ1名)、コロンビア5名、メキシコ1名)
内容:微生物を活用した土壌環境改善


③女性部活動(特産品)
  • 日程:2022年11月25日
  • 参加者:合計25名(ブラジル11名、アルゼンチン1名、パラグアイ1名、ボリビア3名、ペルー4名、コロンビア5名)
内容:日本の特産品の紹介(フルーツ大福や野菜チップス)


④養鶏
  • 日程:2022年12月21日
  • 参加者:合計25名(ブラジル18名、アルゼンチン1名、パラグアイ2名、コロンビア1名)
内容:鶏関係者による情報交換であり、簡易ハエ取り装置・鶏舎空調システム・労働者管理・濃厚飼料など、イノベーションを学び合う機会とした。


専門家派遣研修(中南米)

内容 専門家を中南米現地に派遣し現地研修を行う
備考 - 日本人専門家を講師として派遣
- 日系農業者等10 名以上参加
実施
  • 専門家:高林 優一(高林農園)
  • テーマ:微生物を活用した土壌環境の改善(ヤマカワプログラム)
  • 場所:ブラジル・サンパウロ州ピラールドスル、イビウナ、モジダスクルーゼス、パラナ州ロンドリーナ
  • 時期:2023年1月26日~2月9日
  • 参加者:106名(ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビア、ペルー、コロンビア、メキシコ)